ダイエットやボディメイクに最適!ヨガと筋トレの特徴を理解して理想の体づくり

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ヨガと筋トレ:鍛えられる筋肉と目的に応じたワークアウト選び

ダイエットやボディメイクのために、ヨガと筋トレを取り入れる方が増えています。どちらも身体に良い効果をもたらしますが、実際に鍛えられる筋肉や得られる効果は大きく異なります。自分の目的や体質に合わせ、どちらを選ぶか、または両者を組み合わせるかを知ることは、より理想の体作りにつながります。

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筋トレ

 

1. ヨガと筋トレの基本的な違い

運動の性質とエネルギー消費の違い

  • 筋トレは無酸素運動
    筋トレは短い時間に大きな負荷をかけ、体内に蓄えられた糖分をエネルギー源として使うため、無酸素運動に分類されます。短期間で筋繊維を刺激し、筋肉量の増加や基礎代謝の向上を狙います。

  • ヨガは有酸素運動の要素を持つ ヨガは動きながらもゆったりとしたペースで行われ、深い呼吸を伴うため、有酸素運動的な効果も期待できます。酸素をたっぷり取り入れながら全身を動かすことで、血流の促進や内臓の位置調整、そしてリラクゼーション効果が得られます。

筋肉に与える刺激の違い

  • 筋トレが刺激する「アウターマッスル」
    筋トレは、腹筋、大胸筋、肩の三角筋、お尻の大臀筋など、動作時に大きな力を発揮する表層の筋肉に強い負荷をかけます。これにより、短期間で筋力アップや引き締め効果が現れやすく、見た目の変化を実感しやすいのが特徴です。

  • ヨガが鍛える「インナーマッスル」
    ヨガは、腹横筋や骨盤底筋など、体の深層部に位置する筋肉を重点的に使います。これらのインナーマッスルは、姿勢の維持や内臓のサポート、さらには全身のバランスを整える役割を果たすため、ケガしにくい体作りにも寄与します。

2. 目的別に見るヨガと筋トレのメリット

筋トレ

筋トレの主なメリット

  • 短時間で効果実感
    高負荷を短時間にかけることで、筋肉量の増加や基礎代謝アップが期待でき、ダイエットのサポートにもなる。

  • 部位別のターゲットトレーニング
    特定の部位(例:お尻、腕、腹部)をピンポイントで鍛えられるため、理想のボディラインに近づきやすい。

  • 瞬発力やパワーの向上
    筋力が増すことで、日常生活やスポーツでのパフォーマンス向上が期待できる。

ヨガの主なメリット

ヨガ

  • 柔軟性と体幹の安定
    ゆっくりとした動作と深い呼吸により、全身の柔軟性が高まり、体幹が鍛えられる。これにより、姿勢が改善され、内臓や骨盤の位置が整えられる。
  • リラックスとメンタルケア
    呼吸法や瞑想的な動作でストレスが軽減され、心身ともにリラックスできるため、日々の疲れやストレス解消に役立つ。
  • 継続しやすい負荷
    筋トレに比べて負荷が軽く、無理なく続けられるため、初心者や運動に慣れていない方にもおすすめ。

    筋トレ効果を狙うヨガポーズで引き締まった体作りを実現する

    ヨガはもともと柔軟性や内面の安定、リラクゼーションを目的とした動きですが、実はその中に筋力アップや体幹の強化といった筋トレ的な効果を持つポーズも数多く存在します。ここでは、筋トレの要素を取り入れたヨガポーズを、各ポーズごとの狙いと正しい実践方法、さらに日常のトレーニングにどのように組み合わせるかを詳しく解説します。

    1. プランクポーズ(板のポーズ:Phalakasana)

    purannku

    背景と狙い

    プランクポーズは、全身の筋肉を同時に働かせるポーズとして、ヨガと筋トレの融合を感じさせる代表的な動きです。まるでコアトレーニングや体幹トレーニングのように、腹筋や背筋、腕、脚、さらには肩周りの筋肉に均等な負荷を与えます。これにより、正しい姿勢を維持する力やバランス感覚が向上し、日常生活での動作が安定する効果が期待できます。

    詳しい実践方法

    1. 開始位置: マットの上に四つん這いになり、手は肩の真下、膝は腰の真下に配置します。
    2. 足の位置: 膝を伸ばし、つま先をマットに立てて、体全体を一直線に保ちます。
    3. 体幹の維持: 腹筋に力を入れ、背筋を伸ばして、頭からかかとまで一直線になるよう意識します。
    4. 呼吸: ゆっくりと深い呼吸を続けながら、30秒~1分間のキープを目指します。
    5. ポイント: 肩や腰が落ちたり、反ったりしないように注意し、常に体幹に意識を集中させることが重要です。

    筋肉への効果

    • 腹筋群(特に腹直筋、腹斜筋): 体幹の安定に寄与
    • 背筋(脊柱起立筋): 姿勢保持力を高める
    • 腕や肩: 体重を支えるための筋力強化
    • 下半身: 脚全体でバランスを保つことで、全身の筋力アップにつながります

    2. セットゥ・バンダ・サルヴァンガーサナ(橋のポーズ)

    yoga

    背景と狙い

    セットゥ・バンダ・サルヴァンガーサナ、通称「橋のポーズ」は、背中や臀部、太もも、腰回りの筋肉を強化するためのポーズです。動作としては、ヒップリフトのような役割を果たしながら、胸を開く効果もあるため、全体のバランスを整え、引き締まったシルエットの実現に貢献します。

    詳しい実践方法

    1. 開始位置: 仰向けに寝た状態から、両膝を立て、足を腰幅に開いて床にしっかりとつけます。
    2. 動作: 腕は体の横に置き、足の裏で床を押しながら、ゆっくりと骨盤を持ち上げ、肩から膝まで一直線になるようにします。
    3. 体幹の意識: お尻や太ももに力を入れ、体の中心がしっかりと支えられていることを確認します。
    4. 呼吸: 持ち上げた状態を、ゆっくりと深い呼吸を続けながら30秒~1分間キープし、動作の中で筋肉の使い方を感じます。
    5. ポイント: 動作は滑らかに行い、急激な動きや反動を避け、正確な筋肉の連動を意識することが大切です。

    筋肉への効果

    • 臀部、大腿部: 下半身全体の引き締めと筋力向上
    • 背筋、脊柱起立筋: 姿勢の改善および背中全体の強化
    • 胸筋、肩: 胸を開く効果により、上半身の柔軟性とバランスが向上

    3. ウッタナーサナ・チャレンジ(椅子のポーズ:Utkatasana)

    yoga po-zu

    背景と狙い

    ウッタナーサナは、椅子に座っているような姿勢をとるポーズで、スクワットのような動作を伴います。下半身、特に太もも、臀部、ふくらはぎを中心に、体幹も同時に鍛えるため、全体の引き締めと基礎代謝の向上に貢献します。ヨガ特有の呼吸法と組み合わせることで、静的な筋トレと有酸素運動の両方のメリットが得られます。

    詳しい実践方法

    1. 開始位置: 直立し、足を肩幅に開いて立ちます。
    2. 動作: 膝を曲げ、まるで見えない椅子に座るようにお尻を後ろに突き出しながら、両腕を前に伸ばします。
    3. 体幹の安定: 背筋を伸ばし、視線は前方に保ち、膝がつま先より前に出ないように意識します。
    4. 呼吸: ゆっくりと深い呼吸を行いながら、30秒から1分間キープすることを目標にします。
    5. ポイント: 腰や膝に過剰な負荷がかからないよう、無理のない角度と深さを見極めることが大切です。

    筋肉への効果

    • 大腿四頭筋、ハムストリングス: 下半身全体の筋力アップ
    • 臀部(大臀筋): 引き締まったヒップラインを形成
    • 体幹: 姿勢維持に必要な筋肉を総合的に鍛える

 まとめ

ヨガと筋トレは鍛えられる筋肉や効果が異なり、筋トレは短時間でアウターマッスルを鍛え筋力アップや引き締めに効果的なのに対し、ヨガはゆっくりとした動作と深い呼吸で体幹やインナーマッスルを鍛え、柔軟性や姿勢改善、リラクゼーションにも役立ちます。目的に応じて選択や組み合わせを工夫し、理想のボディメイクと健康維持に活かしましょう。

 

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