更年期を健やかに乗り切る「ヘルシーダイエット」!柔軟性と筋力を高めるヨガ&ピラティス

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更年期からのヘルシーダイエット:健康的な美ボディを手に入れる

40代を過ぎると、女性の身体はホルモンバランスの変化により代謝が低下し、これまでと同じ生活習慣では体重が増えやすくなる傾向があります。しかし、代謝が低下するからといって、単に食事を減らす方法では逆効果です。筋肉量が減少し、さらに基礎代謝が低下することで、結果的に太りやすい体質へと繋がります。また、栄養不足は肌や髪の老化を促進させる要因にもなります。

そこで、今こそ身体の変化を理解し、生活習慣を見直して、より健康的で持続可能な方法でダイエットを実践しましょう。

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  1. 更年期の体重増加の原因を知る

更年期

ホルモンバランスの変化

  • エストロゲンの減少が脂肪蓄積や基礎代謝の低下を招きます。
  • 自律神経の乱れにより、イライラやストレスが増加し、過食や間食につながりやすくなります。

基礎代謝の低下

  • 年齢を重ねることで基礎代謝が落ち、エネルギー消費が減少します。
  • 筋肉量の減少も基礎代謝低下の大きな要因です。

睡眠の質の低下

  • ホットフラッシュや不眠など、更年期特有の症状が睡眠を妨げ、成長ホルモンの分泌を低下させます。
  • 眠りが浅いと疲労が蓄積し、活動量の減少や食欲の増加を引き起こします。

ストレスの影響

  • 家庭や職場でのストレス、子育てや親の介護など、環境の変化が影響します。
  • ストレスによる食欲の変動や間食の増加が体重増加の原因になることも。

  1. 睡眠の質を整えることから始める

ヘルシー

更年期には、ホットフラッシュや不眠などの症状で睡眠の質が低下しがちです。しかし、良質な睡眠は代謝を支える重要な要素です。

睡眠の質を高めるポイント

  • 規則正しい生活リズムを保つ:起床時間と就寝時間をできるだけ一定に。
  • 夕食は就寝の3時間前までに済ませる。
  • リラックスした夜の過ごし方:スマホやPCの画面を22時以降は見ないように心がける。
  • 睡眠を促す環境づくり:暗く静かな寝室で、心地よい寝具を使用する。

良い睡眠はホルモンバランスを整え、代謝の向上や日中の活動量アップにつながります。

 

  1. バランスの取れた食事で代謝をサポート

ヘルシー

更年期以降のダイエットで重要なのは、「食べないこと」ではなく「正しく食べること」です。特に、1日3回の食事をバランスよく摂ることが代謝の安定に繋がります。

栄養素のポイント

たんぱく質を毎食しっかり摂る

  • 筋肉量を維持するために必要不可欠。
  • 食材例:赤身肉、魚介類、大豆製品、卵。

代謝を促進するビタミン・ミネラルを摂取

  • ビタミンB群(B1、B2、B6)、鉄、亜鉛などが含まれる食品を意識的に。
  • 食材例:緑黄色野菜、きのこ、ナッツ類。

骨の健康を守る栄養素を忘れない

  • カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンKを含む食品を摂取。
  • 食材例:乳製品、小魚、海藻類。

注意点

  • 朝食は必ずたんぱく質を含むメニューを取り入れる。

例:卵や納豆、ヨーグルト。

  • 食事にバリエーションを持たせることで、偏った栄養不足を防ぐ。

例:ミールキットや新しいレシピに挑戦してみる。

  1. 適度な運動で筋肉量を維持

運動

運動は筋肉を維持し、代謝を上げるだけでなく、メンタルの安定や睡眠の質向上にも効果があります。

取り入れやすい運動例

  • ウォーキング:毎日20–30分程度を目安に。
  • 筋力トレーニング:簡単なスクワットや腹筋運動を自宅で取り入れる。
  • ヨガやピラティス:身体の柔軟性を高め、心身をリラックスさせる。
  • エアロビクスやダンス:音楽に合わせて楽しく動くことで気分転換にも。

毎日の工夫で運動量を増やす

  • エスカレーターではなく階段を使う。
  • 少し遠回りして買い物に行く。
  • 家事の合間にスクワットを取り入れる。

  1. ストレス対策を忘れずに

ストレス
ストレスは食欲や代謝に大きな影響を与えます。過剰なストレスは過食や間食の原因になるため、自分なりのリラックス方法を見つけましょう。

おすすめのストレス解消法

  • 趣味に没頭する時間を持つ。
  • 短時間でもリフレッシュできる散歩やストレッチ。
  • 自分を追い詰めない考え方を心がける。
  • 気分転換にアロマテラピーや瞑想を試す。

  1. 更年期特有の症状に注意を払う


急激な体重増減や倦怠感が続く場合は、病気が隠れている可能性もあります。甲状腺機能の異常や糖尿病などのリスクがあるため、必要に応じて医療機関を受診することも大切です。

更年期におすすめのヨガ&ピラティスポーズ

1. スフィンクスのポーズ (Sphinx Pose)

ヨガ

背骨を伸ばし、腰や背中の緊張を和らげる優しいヨガポーズです。

  • 効果: 背骨の柔軟性を向上させ、胸を開いて呼吸を深める。特に腰痛の緩和に適している。
  • やり方:
    1. うつ伏せになり、両肘を肩の真下に置く。
    2. 前腕を床に伸ばし、手のひらを床につける。
    3. 胸を前に引き上げながら、肩をリラックスさせる。
    4. 息を吸いながら背骨を長く保ち、5~10呼吸キープ。
    5. ゆっくりと体を床に戻す。

2. ヒップサークル (Hip Circle)

ヨガ

特徴と効果: 骨盤周辺の柔軟性を高め、股関節の可動域を広げるエクササイズ。腰回りの筋肉をほぐすとともに、血行促進やリラクゼーション効果があります。腰痛予防や骨盤の安定にも効果的です。

  • 効果: 骨盤周辺の筋肉の緊張緩和、股関節の柔軟性向上、腰痛予防。
  • やり方:
    1. 床に四つん這いの姿勢を取ります。手は肩の真下、膝は腰の真下に配置します。
    2. 骨盤を中心に大きな円を描くように、ゆっくりと腰を回します。
      ※時計回りに円を描き、骨盤を前後左右に動かすように意識する。
    3. 5周回したら、今度は反時計回りに5周行います。
    4. 腰や股関節がリラックスするのを感じながら、呼吸を深く行いましょう。

3. トライアングルポーズ (Triangle Pose)

ヨガ

全身を伸ばしながらバランスを高めるヨガポーズです。

  • 効果: 太ももやお尻、背中をストレッチし、バランス感覚と柔軟性を向上。腰痛予防にも効果的。
  • やり方:
    1. 足を腰幅より少し広く開き、右足を90度外側に向ける。
    2. 両腕を肩の高さまで広げ、体を右側に倒しながら右手をすねや床につける。
    3. 左手を天井に伸ばし、視線を左手に向ける。
    4. 5呼吸キープし、ゆっくり元に戻る。反対側も同様に行う。

4. デッドバグ (Dead Bug)

ピラティス

体幹の安定性を高め、腹筋を強化するピラティスのエクササイズ。腰への負担が少ないため、更年期の方にも適しています。

  • 効果: 体幹強化、姿勢改善、腰痛予防。
  • やり方:
    1. 仰向けになり、膝を90度に曲げて持ち上げる。腕は天井に向けて伸ばす。
    2. 息を吐きながら右手を後ろに伸ばし、同時に左脚を床に向けて伸ばす。
    3. 息を吸いながら元の位置に戻る。
    4. 左手と右脚でも同様に行い、左右交互に10~15回繰り返す。

これらのポーズは、更年期に伴う体の変化や不調をサポートし、柔軟性や筋力を高める効果があります。ぜひお試しください!

 まとめ

更年期のダイエットは、若い頃と同じ方法では効果が出にくいものです。しかし、正しい知識と日々の工夫で、健康的な体づくりを目指すことができます。睡眠の質を高め、バランスの取れた食事を意識し、適度な運動とストレスケアを組み合わせて、心身ともに充実した日々を過ごして見てください

身体に向き合い、今できることから少しずつ始めてみてください。その積み重ねが、健康的で美しい未来につながります。

 

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