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赤ちゃんのハイハイはいつから?発達の目安・練習方法・安全対策

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ハイハイで赤ちゃんと!親子で楽しむヨガと成長を促すアクティビティ

赤ちゃんの「ハイハイ」は、自分の力で行きたい場所へ近づき、手や脚、体幹を使いながら周囲を探索する移動のひとつです。始める月齢や移動のスタイルには大きな個人差があり、ずりばいからハイハイへ進む子もいれば、座ったまま移動したり、ハイハイをほとんどせずにつかまり立ちへ進んだりする子もいます。

「いつから始まる?」「練習は必要?」「ハイハイをしないけれど大丈夫?」と気になる方へ、ハイハイの種類、発達との関係、家庭で楽しめる遊び、安全対策、親子ヨガの取り入れ方まで、最新の公的調査をもとに分かりやすく整理します。

まず知っておきたいこと

ハイハイは大切な運動経験ですが、全員が同じ順番・同じ形で行うわけではありません。無理に姿勢を作らせるより、赤ちゃんが起きている時間に、安全な床で自由に動ける環境を整えることが基本です。

ハイハイとは?ずりばい・高ばいとの違い

移動の形は赤ちゃんによってさまざま

一般に「ハイハイ」は、赤ちゃんが手と膝で身体を支えながら移動する動きを指します。自分で移動できるようになると、気になる物へ近づいたり、部屋の中を見回したりする機会が増えます。

ただし、移動の形は一つではありません。お腹を床につけたまま進む「ずりばい」、膝を浮かせて手足で進む「高ばい」、お尻を床につけて移動するスタイルなども見られます。

床の上でハイハイをする赤ちゃん

ずりばい

お腹を床につけた状態で、腕や脚を使って前へ進みます。ハイハイの前に見られることがありますが、ずりばいをしない赤ちゃんもいます。

ハイハイ

手と膝で身体を支え、重心を移しながら進みます。左右交互に動く子もいれば、独自のリズムで進む子もいます。

高ばい

膝を床から浮かせ、手と足で身体を支えて進みます。つかまり立ちの前後に見られることがありますが、全員が経験する動きではありません。

ハイハイで経験する身体の使い方と探索

「鍛える」よりも、全身を使う経験として考える

1
手・腕・脚・体幹を一緒に使う
床を押し、身体を支え、重心を前後左右へ移すため、全身を連動させる経験になります。
2
左右の動きとバランスを試す
片手を上げる、片脚を前へ出すなど、身体を支えながら動く感覚を繰り返します。股関節も曲げ伸ばしされますが、ハイハイだけで股関節の状態が決まるわけではありません。
3
距離や位置関係を体験する
目標物までの距離、家具との位置、自分が通れる幅などを、移動しながら確かめます。自分で選んで探索する機会が増えることも、この時期の特徴です。
体重について

ハイハイを始める頃は活動量が増えますが、「ハイハイをすると体重が減る」とは一律にいえません。体重の増え方が気になる場合は、ハイハイの有無だけで判断せず、母子健康手帳の発育曲線、食事や授乳の状況、健診での評価を合わせて確認します。

赤ちゃんのハイハイはいつから?最新調査の目安

月齢は「締切」ではなく、発達を見守る目安

ハイハイを始める時期の赤ちゃん

こども家庭庁の「令和5年乳幼児身体発育調査」では、「はいはい」ができると回答した割合は、生後5~6か月未満で6.3%、7~8か月未満で47.6%、9~10か月未満で76.9%、10~11か月未満で91.0%でした。

この数字は全国調査の集計値で、赤ちゃん一人ひとりの開始時期を決めるものではありません。早い・遅いだけで評価せず、寝返り、座る、手を伸ばす、左右の身体の使い方など、発達全体を見ます。

月齢 「はいはい」ができる割合 見方
5~6か月未満 6.3% この時期に始める赤ちゃんもいます
7~8か月未満 47.6% できる子と、まだの子がほぼ半々です
9~10か月未満 76.9% 約4人に3人ができると回答しています
10~11か月未満 91.0% 9割を超えますが、全員ではありません

ハイハイにつながる前に見られやすい動き

うつぶせで頭や胸を持ち上げ、腕で床を押そうとする
脚を蹴る、身体の向きを変える、後ろへ下がるなどの動きが増える
少し離れたおもちゃへ手を伸ばし、近づこうとする
四つ這いに近い姿勢になり、お腹や腰を上げて前後に揺れる

これらはハイハイの前に見られやすい動きですが、すべてが順番どおりに現れるとは限りません。赤ちゃんの様子を比べすぎず、少しずつ増える動きに目を向けます。

ハイハイを促す4つの遊び方

練習ではなく、赤ちゃんが自分で動きたくなる環境づくり

ハイハイを必ず練習させる必要はありません。赤ちゃんが起きていて機嫌がよい時間に、安全な床で身体を動かす機会を作ります。嫌がるときや疲れているときは中止します。

1
お気に入りのおもちゃを使う
赤ちゃんの目の前でおもちゃを見せ、手を伸ばせば少し近づける距離に置きます。遠くへ置きすぎて泣かせたり、何度も取り上げたりしないことがポイントです。
2
パパやママが手本を見せる
赤ちゃんの正面でゆっくりハイハイを見せ、笑顔で声をかけます。追いかけるより、赤ちゃんが近づいてきたら喜んで迎える遊びにします。
3
足裏に手を添える
うつぶせで脚を蹴ろうとしているとき、足裏に手のひらをそっと当て、押し返せる支えを作ります。脚を強く押す、膝を無理に曲げる、身体を前へ引っ張ることは避けます。
4
見守りながらうつぶせ遊びをする
うつぶせ遊びは、赤ちゃんが起きていて大人が見守れる時間に行います。短い時間から始め、胸の下に薄く丸めたタオルを入れるなど、その子が楽に遊べる姿勢へ調整します。眠るときは仰向けが基本です。

ハイハイを始めたら見直したい家庭内の安全対策

大人の目線ではなく、床に近い赤ちゃんの目線で確認

1
誤飲を防ぐ
ボタン電池、複数の磁石、薬、硬貨、アクセサリー、たばこ、吸水ボールなどは、手が届かず、見えない場所へ保管します。電池を使う製品は、電池カバーが簡単に開かないか確認します。
2
転倒・転落を防ぐ
家具の角を保護し、不安定な家具やテレビは固定します。階段には安全柵を設置し、窓やベランダの近くに踏み台になる家具を置かないようにします。
3
水回りを閉じる
浴槽、洗面器、バケツに水をためたままにせず、浴室やトイレへ一人で入れない環境を作ります。浅い水でも事故は起こります。
4
やけど・感電・ひも類を確認する
熱い飲み物、炊飯器や電気ケトルの蒸気、アイロン、コンセント、電源コード、カーテンやブラインドのひもを、赤ちゃんが触れない位置へ移します。
誤飲が疑われるとき

ボタン電池や磁石などを飲み込んだ可能性がある場合は、症状がなくても家庭で様子を見ず、直ちに医療機関へ相談します。吐かせようとしないでください。

ハイハイをしない赤ちゃんは大丈夫?

ハイハイだけで発達の良し悪しは決められません

お尻を床につけたまま移動する「シャフリング」と呼ばれる動きをする赤ちゃんや、ずりばい・高ばい・寝返りを使って移動する赤ちゃんもいます。典型的な手と膝のハイハイを飛ばしたからといって、それだけで異常とは判断できません。

また、「ハイハイをしないと将来の読み書きや学習に問題が出る」という考えを裏づける科学的根拠は確認されていません。大切なのは、ハイハイの有無だけではなく、身体の左右差、筋肉の張り方、座る・立つなど他の動き、これまでできていた動きが続いているかを合わせて見ることです。

小児科や乳幼児健診で相談したいサイン

身体の片側だけを長く引きずる、左右差が強い
身体が極端に硬い、または力が入りにくく柔らかく感じる
できていた動きができなくなった
保護者が発達や動き方について気になることがある

乳幼児健診で問題が指摘されていなくても、気になる動きがある場合は次の健診まで待たずに相談して構いません。早産で生まれた赤ちゃんは、必要に応じて修正月齢も参考にします。

ハイハイ期に楽しむ親子ヨガとアクティビティ

赤ちゃんにポーズを取らせず、親子で同じ空間を楽しむ

赤ちゃんと一緒に親子ヨガを楽しむ様子

赤ちゃんがハイハイを始める頃は、親子で床に座って遊びやすい時期です。親子ヨガは、赤ちゃんに決まったポーズをさせるのではなく、赤ちゃんの自由な動きを見守りながら、ママやパパが呼吸と姿勢を整える時間として取り入れます。

赤ちゃんは床遊びを通して手足や体幹を使い、親はやさしい伸びや呼吸で身体をほぐします。顔を見合わせたり、声をかけたり、触れ合ったりする時間が増えるため、親子のコミュニケーションにもつながります。

親子で楽しめる3つの動き

1
まねっこハイハイ
親が赤ちゃんの少し前でゆっくりハイハイをし、目が合ったら笑顔で声をかけます。競争にはせず、赤ちゃんが止まったら一緒に休みます。
2
親子トンネル
親が四つ這いになり、腕と脚の間に安全な空間を作ります。赤ちゃんが興味を示したら、自分でくぐるのを見守ります。頭や背中がぶつからない高さを確保します。
3
親のキャット&カウ
赤ちゃんを見守れる位置で、親が四つ這いになり、息を吐きながら背中を丸め、吸いながら無理のない範囲で戻します。赤ちゃんが近づいたら動きを止め、安全を優先します。

親子ヨガで大切にしたい3つのポイント

1.赤ちゃんのペースに合わせる
疲れている、眠い、お腹が空いている、興味を示さないときは休みます。予定どおりに進めることより、赤ちゃんの反応を優先します。

2.笑顔と声かけを大切にする
「こっちだよ」「ゆっくりで大丈夫」「楽しいね」と穏やかに声をかけます。近づいてきたら抱きしめるなど、安心できるやり取りを重ねます。

3.ママ・パパも無理をしない
産後は体調や筋力の戻り方に個人差があります。痛み、めまい、出血、強い疲労がある場合は運動を中止し、必要に応じて医療機関へ相談します。

親にとっての時間

子育て中は同じ姿勢が続きやすく、肩や背中に負担がかかります。親子ヨガでは、赤ちゃんを安全に見守れる範囲で深い呼吸ややさしい動きを取り入れ、ママやパパ自身が気分を切り替える時間も大切にします。

まとめ|ハイハイの時期を親子でゆったり楽しもう

ハイハイの時期は、赤ちゃんが自分の身体を使って移動し、気になる物や人へ近づけるようになる成長の一場面です。手と膝を使う典型的なハイハイだけでなく、ずりばい、高ばい、座った姿勢での移動など、進み方には個人差があります。

家庭では、安全な床と十分な見守りを整え、赤ちゃんが自分から動きたくなる遊びを取り入れます。ハイハイをしないことだけで慌てず、左右差、筋肉の状態、他の発達、できていた動きの変化を含めて見守ることが大切です。

親子ヨガでは、赤ちゃんに動きを強制せず、笑顔や声かけ、触れ合いを楽しみます。今だけの小さな動きや表情を味わいながら、親子それぞれのペースで心地よい時間を重ねてください。

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