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生まれつきだけじゃない!生活習慣とエクササイズで食べても太らない理想の体質を作る方法

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執筆:JAHA協会

食べても太らない体質は生まれつきだけ?太りにくい習慣の整え方

「食べても太らない人がうらやましい」「私は生まれつき太りやすいから仕方がない」と、自分の体質をあきらめていませんか。

体重の増えやすさには、遺伝や年齢、筋肉量など、生まれ持った違いも関係します。ただし、それだけで決まるわけではありません。食事、運動、睡眠、ストレス、毎日の活動量など、後から整えられる部分もあります。

この記事では、太りにくさに関わる要因と、無理なく続けやすい7つの習慣を紹介します。ヨガやピラティスを生活に取り入れるポイントも、身近な言葉で分かりやすくまとめました。

生まれつき太りにくい体質に関わるもの

結論からいうと、体重の増えやすさには生まれ持った違いがあります。一方で、日々の食べ方や体の動かし方、睡眠なども関わるため、「遺伝だけ」「努力だけ」と単純に分けることはできません。

体質と生活習慣の関係を考える女性のイメージ

褐色脂肪細胞の働き

褐色脂肪細胞は、脂肪に蓄えられたエネルギーを使って熱を生み出す組織です。成人では、首や鎖骨の周辺、胸部などに見つかります。

その量や働きには個人差があり、遺伝だけでなく、年齢、体格、性別、気温など、複数の要因が関わります。褐色脂肪細胞の働きだけで「食べても太らない体質」が決まるわけではなく、これだけを増やせばやせると考えるのも適切ではありません。

遺伝や基礎代謝の影響

遺伝は、食欲、脂肪のつき方、体格、筋肉のつきやすさなどに関わります。基礎代謝も、年齢、性別、体格、除脂肪量などによって変わります。

ただし、遺伝はあくまで体重に関わる要因の一つです。食事内容、運動量、座っている時間、睡眠、薬や病気なども影響するため、生活習慣の中で見直せるところから整えていくことが大切です。

ここがポイント

体質は「生まれつきだから変えられない」と決めつけず、変えられない部分と、毎日の中で整えられる部分を分けて考えましょう。

後から整えられる、太りにくい体を支える7つの習慣

生まれ持った特徴を変えることはできなくても、生活習慣は少しずつ整えられます。急にすべてを変えるのではなく、続けやすいものを一つ選ぶことから始めてみましょう。

野菜やたんぱく質を取り入れたバランスのよい食事

1.筋肉を保ち、少しずつ増やす

筋肉は、体を動かすときにエネルギーを使う大切な組織です。筋肉を増やしただけで基礎代謝が急に大きく上がるわけではありませんが、筋力がつくと日常動作や運動を続けやすくなり、活動量の維持にもつながります。

スクワットやヒップリフトなど、脚やお尻の大きな筋肉を使う運動は取り入れやすい方法です。成人の筋力トレーニングを週2〜3日行うことが勧められています。

2.有酸素運動と日常の活動を増やす

ウォーキング、軽いジョギング、水泳などの有酸素運動は、運動中のエネルギー消費を増やします。「20分続けないと脂肪が使われない」ということはなく、短い時間でも体はエネルギーを使っています。

最初から長時間を目指さず、移動で歩く、階段を使う、座りっぱなしをこまめに中断するなど、生活の中で動く時間を増やす方法でもかまいません。慣れてきたら、体調に合わせて時間や回数を少しずつ増やします。

筋力トレーニング:週2〜3日が目安
運動:息が弾み、汗をかく程度を週60分以上が目安
日常生活:今より少しでも多く動き、座りっぱなしを減らす

3.腸内環境を意識した食材を選ぶ

腸内細菌の状態と体重には関連が報告されていますが、特定の食品を食べるだけで太りにくい体質になるとは確認されていません。まずは、食物繊維を含む食品を偏りなく取り入れ、おなかの調子を整えることを意識しましょう。

発酵食品も、いつもの食事に取り入れやすい食品です。塩分や糖分が多い商品もあるため、量や選び方にも目を向けます。

取り入れやすい食品
  • 発酵食品:ヨーグルト、納豆、キムチなど
  • 食物繊維を含む食品:キャベツ、わかめ、豆類、きのこ類など
  • 食物繊維やポリフェノールを含む食品:ベリー類、ナッツなど

4.睡眠時間と休養感を大切にする

睡眠不足が続くと、食欲や食事の選び方、日中の活動量に影響し、体重管理が難しくなることがあります。食欲に関わるホルモンの変化も、その理由の一つとして考えられています。

成人は6時間以上を一つの目安としながら、日中の眠気や、朝起きたときの休養感も確認しましょう。必要な睡眠時間には個人差があります。

寝る前のスマートフォンを長く見続けない、寝室を暗く静かにする、入眠前にゆったり呼吸するなど、眠りやすい環境づくりも役立ちます。

5.ストレスをため込みすぎない

強いストレスが続くと、睡眠、食欲、間食、活動量などが乱れやすくなります。ストレスだけで基礎代謝が一律に低下するとはいえませんが、体重に関わる生活習慣へ間接的に影響することがあります。

軽く体を動かす、好きなことを楽しむ、呼吸や瞑想で気持ちを落ち着けるなど、自分に合う方法を持っておくと安心です。食事を極端に減らすダイエットは、心身の負担になりやすいため避けましょう。

6.食事は制限よりもバランスを整える

太りにくい食生活を目指すときも、糖質を極端に減らす必要はありません。主食・主菜・副菜をそろえ、食べる量と内容のバランスを整えることが基本です。

たんぱく質や食物繊維を含む食品を組み合わせると、食事の満足感を得やすくなります。よく噛み、急いで食べないことも、食べた量に気づきやすくする工夫です。

鶏むね肉、赤身肉、魚、卵、大豆製品などから主菜を選ぶ
野菜、海藻、豆類、きのこ類などを副菜に取り入れる
よく噛み、食事を急がず、満腹感を確かめながら食べる

7.生活のリズムを整える

起床、就寝、食事の時間が毎日大きくずれると、睡眠や食事のリズムも乱れやすくなります。できる範囲で起床時間をそろえ、自分の生活に合った食事の間隔を作りましょう。

必ず全員が同じ時間に3食とる必要はありませんが、空腹を長く我慢した反動で一度に食べすぎる人は、食事の時間や量の配分を見直すと整えやすくなります。

ヨガ・ピラティスを体づくりに取り入れる

ヨガやピラティスだけで「食べても太らない体質」になるわけではありません。それでも、筋力、柔軟性、バランス、ストレス管理などを支える運動として、生活習慣の中に取り入れられます。

マットの上で体幹を意識してピラティスを行う様子

ヨガで呼吸と心を整える

ヨガは、ポーズと呼吸を組み合わせながら体を動かします。ストレスへの対処や睡眠、心身の健康を支える可能性が報告されています。

シャヴァーサナや子どものポーズ(チャイルドポーズ)は、体の力を抜き、呼吸を落ち着ける時間に向いています。強い動きが難しい日にも取り入れやすいポーズです。

スパインツイストなどのねじりは、背骨や体幹を動かす運動として活用できます。ただし、ねじりのポーズだけで腸内細菌のバランスが整ったり、代謝が上がったりするとは確認されていません。心地よく動ける範囲で行いましょう。

ピラティスで体幹と姿勢を支える筋肉を使う

ピラティスは、体幹を安定させながら、姿勢や動きを丁寧にコントロールする運動です。プランクやヒップリフトでは、腹部、お尻、背中などの筋肉を使います。

サイドプランクやロールアップも、体幹を支える筋肉を使い、バランスや動作の安定につなげる種目です。正確なフォームを優先し、負荷が強い場合は膝をつく、動く範囲を小さくするなど調整します。

呼吸と動きを合わせることは、動作へ集中し、力みを減らす助けになります。ただし、ピラティス特有の呼吸だけで酸素供給や基礎代謝が大きく高まるとまでは確認されていません。筋力づくりと日常の活動量を支える運動の一つとして続けることが大切です。

安全に続けるために

痛みや強い息苦しさが出る動きは中止してください。持病がある方、妊娠中の方、けがの治療中の方は、運動を始める前に医師や専門職へ確認しましょう。

ヨガとピラティスを組み合わせる方法

ヨガのゆったりした動きと、ピラティスの筋力を使う動きを組み合わせると、柔軟性と筋力の両方へ目を向けた時間を作れます。

難しいポーズをたくさん行うより、ほぐす動き、筋肉を使う動き、呼吸を整える時間をバランスよく並べることがポイントです。

ヨガのポーズで全身を伸ばしながらバランスを整える様子

取り入れ方の例
1
キャット&カウ:呼吸に合わせて背骨をゆっくり動かします。
2
ヒップリフト:お尻と脚の後ろ側を意識しながら、骨盤を持ち上げます。
3
戦士のポーズ:下半身で床を踏み、安定した姿勢を作ります。
4
スパインツイスト:腰だけを無理にひねらず、背すじを伸ばして体幹を動かします。
覚えておきたいこと

特定のポーズだけで、ウエストなど一部分の脂肪を狙って減らすことはできません。全身を動かす習慣と食事、睡眠を一緒に整えていきましょう。

まとめ

食べても太らないように見える人にも、遺伝や体格などの生まれ持った要因と、食事、活動量、睡眠などの生活習慣が重なっています。体質は生まれつきだけで決まるものではありませんが、努力だけですべてを自由に変えられるものでもありません。

筋肉を保つ運動、有酸素運動、食物繊維を含むバランスのよい食事、十分な睡眠、ストレスへの対処を、自分に合う形で少しずつ続けることが大切です。

ヨガやピラティスも、筋力や柔軟性、バランス、リラックスを支える選択肢になります。結果を急がず、日々の小さな習慣を重ねていきましょう。

体重の変化が気になるとき

食事や運動を変えていないのに体重が急に増減した場合や、強いだるさ、動悸、むくみなどを伴う場合は、病気や薬が関係していることもあります。自己判断で極端な食事制限をせず、医療機関へ相談してください。

 

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ひとつ読んで終わりではなく、「今の自分に合うケア」を少しずつ増やしていくと整いやすくなります。
 
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