代謝を上げて太りにくい体へ:食事とヨガで整える毎日の習慣
毎日の習慣で代謝を促進:簡単にできる食事とヨガのコツ
「代謝を上げたい」と思ったとき、運動量を増やすことや食事制限を先に考える方は多いです。けれど実際は、代謝は一つの方法で一気に変えるものではなく、食べ方・体の使い方・回復(睡眠やリラックス)が噛み合うほど、体は回りやすくなります。
この記事で分かること
- 代謝を「基礎代謝」と「活動代謝」に分けて、どこを整えるとブレにくいかが分かります
- 食事は「抜く」より「揃える」発想で、無理なく続ける考え方が分かります
- 睡眠・ストレス・こまめな動きなど、日常で代謝が落ちやすいポイントの対策が分かります
- ヨガは“きつさ”ではなく、呼吸と全身の連動で代謝を支える使い方が分かります
目指すのは「頑張り続ける体」ではなく、続けやすい仕組みで、体が回りやすい状態を作ることです。全部できなくても問題ありません。まずは食事を整える→日常の回復を守る→短いヨガで動くの順で、できるところから積み重ねていきます。
導入:代謝を上げたい時、最初に整える「3つの土台」
代謝を上げる話は「燃焼」だけに目が行きがちですが、土台が整っていない状態で運動だけ増やすと、疲れやすさやリバウンドにつながることがあります。最初に見るべき土台は、次の3つです。
- 食事:体の材料(たんぱく質・食物繊維・水分)を欠かさない
- 日常習慣:睡眠・ストレス・こまめな動きで「回復と消費」のリズムを守る
- ヨガ:呼吸と全身の連動で、巡りと筋肉の働きを同時に引き出す
ここから先は、この3つを「代謝の基本→食事→日常習慣→ヨガ」の順で、現実的に続く形へ落とし込みます。まずは次の章で、代謝(基礎代謝・活動代謝)の考え方を整理します。
先に、代謝アップに役立つ「全身が温まる動き」を短く体感してから読み進めると、ポイントが理解しやすくなります。 レッスンのように完璧に行う必要はなく、呼吸が苦しくならない範囲でOKです。
上の動画では、体を温めながら全身を動かす流れをまとめています。視聴しながら「呼吸が止まっていないか」「肩や腰に無理が出ていないか」を確認し、きつい日は回数を減らして構いません。
ここから先は、代謝の土台を作るためのポイントを食事・日常習慣・ヨガの順に整理していきます。まずは体の基本を押さえ、続けやすい形に落とし込みます。

体が温まってくると、呼吸が深く入りやすくなり、動きもスムーズになります。ここからは「代謝の土台」を作るために、まず代謝の基本と、日常で起きやすい落とし穴を整理します。
代謝アップ:エネルギーを引き出す基本の考え方
代謝とは何か?
代謝とは、体内で行われる化学反応の総称で、食べたものをエネルギーに変換し、体温を保ち、細胞を修復し、生命活動を維持する働きを含みます。 体重管理の話題では「脂肪燃焼」だけに注目されがちですが、実際は体の運転コスト全体を支える仕組みです。
代謝は大きく基礎代謝(安静時に消費されるエネルギー)と活動代謝(歩く・家事・運動などで追加される消費)に分けて考えると整理しやすくなります。 「代謝を上げる」とは、短期的に数字を跳ね上げることよりも、基礎代謝の土台を整え、日々の活動量を自然に増やせる状態を作ることに近いです。
代謝が落ちたと感じるときに起きがちなこと
「同じ生活なのに太りやすくなった」「疲れやすい」「冷えやすい」と感じるとき、単に年齢だけが原因とは限りません。 日常の中で起きやすいのは、筋肉量の低下(とくに下半身)、睡眠不足による食欲・ストレスホルモンの乱れ、活動量の低下、食事の偏りなどが重なり、エネルギーの使い方が崩れていくことです。
そのため対策は「一点突破」ではなく、食事・動き・回復(睡眠/リラックス)の3本柱を、無理なく揃えるのが近道になります。
よくある質問:結局、何からやればいい?
Q:色々書いてあって迷います
A:迷ったら、まずはこの順番が一番ラクです。①たんぱく質を1品足す → ②水分をこまめに → ③3分のミニルーティン。 1つだけ選ぶなら、「たんぱく質を足す」が最優先です。
Q:毎日できません
A:週2〜3回でも十分です。続けるほど「疲れにくさ」や「体の軽さ」で変化を感じやすくなります。
食事:代謝を支える「毎日の基本」
代謝を支える食事は、特別なメニューより「毎日続く形」に整えることが大切です。まずは、何を意識するとブレにくいかを押さえます。

ここで紹介するのは「我慢の食事」ではなく、体の材料を欠かさないための考え方です。次から、たんぱく質・食物繊維・水分を中心に、具体策をまとめます。
食事は「何を抜くか」よりも、「体が回る材料を揃える」発想が重要です。 特に代謝を整えるには、たんぱく質、食物繊維、良質な脂質、そして水分が柱になります。
1日の食事例(完璧にしなくてOK)
- 朝:卵+ヨーグルト(または納豆)+おにぎり/全粒パン
- 昼:定食なら「主菜(肉/魚/豆腐)」を優先+野菜(サラダ/味噌汁)
- 夜:鍋・スープ・味噌汁に「きのこ/海藻/豆」を足して、たんぱく質も一緒に
「全部そろえる」が難しい日は、たんぱく質を1品だけ足すのが一番現実的です(卵・豆腐・ツナ・チーズなど)。
1)たんぱく質は「毎食」少しずつ
筋肉は基礎代謝の大きな土台です。筋肉量を維持するためには、運動だけでなく「材料」が必要になります。 たんぱく質は一度に大量に摂るよりも、朝・昼・夜に分けて入れるほうが習慣化しやすく、偏りも減ります。
例:卵、魚、鶏肉、大豆製品(納豆・豆腐)、ヨーグルト、チーズなど。 「忙しい朝は卵+ヨーグルト」「昼は鶏むねや豆腐を足す」といった小さな足し算が現実的です。
2)食物繊維は「腸のリズム」を整える
代謝はエネルギー変換だけでなく、栄養の吸収や排出のリズムとも関係します。 野菜・きのこ・海藻・豆類・雑穀などの食物繊維は、腸の動きをサポートし、食後の血糖変動を緩やかにしやすい点でも役立ちます。
目安としては「主食を全粒穀物寄りにする」「味噌汁にきのこ/わかめを足す」「冷凍野菜を常備」など、買い置きで工夫すると継続しやすくなります。
3)水分補給は「回る体」の基本
体内の化学反応には水分が関わります。水分が不足すると、血流や体温調整がスムーズにいかず、疲れやすさや集中力低下につながることもあります。
一気飲みよりも「こまめに」がおすすめです。朝起きて一杯、食事の前後、入浴の前後、移動の合間など、飲むタイミングを決めると忘れにくくなります。 胃腸が弱い方は、冷たい水が負担になる場合もあるため、常温や白湯も選択肢に入れてください。
4)食べ方で「消化に優しい流れ」を作る
代謝は「胃腸が働ける状態」で回りやすくなります。忙しいと早食いになりがちですが、噛む回数が少ないと消化が追いつかず、眠気やだるさにつながることもあります。
まずは最初の3口をゆっくり、そして一口置いて呼吸を意識してみてください。 ほんの少しの「間」が、食後の体感を変えることがあります。
温め食材と“補助”の考え方
ここは食事の基本(たんぱく質・食物繊維・水分)を押さえた方向けです。 「もう一段、体の温まりや巡りを上げたい」時に参考にしてください。必須ではないため、忙しい方は読み飛ばして問題ありません。
迷ったら、まずは食品から整えるのがおすすめです。サプリは「足りない部分を補う」位置づけなので、体質や服薬状況に合うかを確認して選びます。
1)唐辛子(カプサイシン):温まりをサポート
辛味成分は体が温まった感覚を得やすい一方で、胃腸が弱い方には刺激になることがあります。 少量から試し、体調に合う範囲で取り入れてください。
2)緑茶:食後の一杯を習慣に
緑茶は、日常的に取り入れやすい飲み物の一つです。 カフェインが合わない方は、時間帯を工夫する、量を減らす、カフェイン控えめの茶を選ぶなど、体に合わせて調整してください。
3)発酵食品:腸内環境の土台づくり
発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌など)は、食事の中で取り入れやすい選択肢です。 体質によって合う合わないがあるため、「食べるとお腹が張る」などの反応が出る場合は無理をしないでください。
4)オメガ3脂肪酸:脂質の「質」を整える
脂質は「抜く」より「選ぶ」ことが大切です。青魚、ナッツ、種子類などを上手に取り入れると、食事全体のバランスが整いやすくなります。 アレルギーや持病がある方、薬を服用中の方は、サプリを選ぶ前に医療機関へ相談すると安心です。
注意:体調や既往歴、妊娠中・授乳中、服薬状況によっては、食事・サプリ・運動の適切さが変わります。 痛み、めまい、息切れなど異変がある場合は無理をせず、必要に応じて医療機関へご相談ください。
日常:代謝を落とさない生活のコツ
代謝は「食事」だけで決まらず、回復(睡眠)やストレス、日常の動き方の影響も大きいです。ここでは、やり過ぎなくても効く生活のコツを見ていきます。

「寝る・動く・緩める」を少しずつ整えると、体は自然に回りやすくなります。次から、睡眠・生活活動(NEAT)・ストレスリセットの順で具体例を出します。
1)睡眠は「回復」と「食欲」の両方に関わる
睡眠が不足すると、回復が追いつかず活動量が落ちやすくなります。 また、日中の眠気やストレス増加が、甘いものや濃い味の欲求につながることもあります。
理想は「長さ」だけではなく、寝入りの質を上げることです。 就寝前30〜60分はスマホの光を減らす、入浴で体を温めてから寝る、部屋を少し暗くするなど、できる範囲で整えると続けやすくなります。
2)「こまめに動く」を増やすと、無理なく消費が上がる
「運動の時間が取れない」場合でも、体は“動いた分だけ”エネルギーを使います。 そのため、生活の中の小さな動きを増やすだけでも、1日の消費は積み上がります。
すぐできる具体例
- 歯みがきは座らず、かかと上げを10回
- 家の中で電話をする時は、立ってゆっくり歩く
- エレベーターを1回だけ階段に変える
- 座りっぱなしになったら、1時間に1回だけ背伸び+肩回し
ポイントは「やる気が出たら」ではなく、生活の動作にくっつけることです。これが一番続きます。
3)ストレスを溜め続けない:短いリセットを入れる
慢性的な緊張が続くと、呼吸が浅くなり、睡眠や食欲にも影響しやすくなります。 代謝を整えるうえでも、「緩める時間」を意図的に作ることは大切です。
たとえば、1分の深呼吸、首肩を回す、胸を開くストレッチを入れるだけでも、体のスイッチが切り替わりやすくなります。 後半のヨガパートは、まさにこの「リセット」を体に覚えさせる助けになります。
ヨガ:全身を動かして燃えやすい体へ
ヨガは「静かに伸ばすだけ」と思われがちですが、実際には筋力・呼吸・循環の3つを同時に扱える運動です。 代謝を意識する場合は、ポーズの見た目よりも「大きな筋肉を使えているか」「呼吸が止まっていないか」「体が冷えたままになっていないか」を目安にすると迷いにくくなります。
3分ミニルーティン(初心者向け)
- その場で足踏み 30秒(呼吸を止めない)
- 椅子のポーズ 3呼吸 × 2回(きつければ浅く)
- 前屈→背中を伸ばす 3呼吸(首は力を抜く)
- 座って軽いねじり 左右 各2呼吸
「毎日」は無理でも大丈夫です。まずは週2〜3回のペースでも、体は変化を感じやすくなります。 痛みやめまいが出たら中止してください。

代謝目的のヨガは「ポーズの完成」よりも、呼吸と全身の連動が大切です。ここからは、代表的な5つのポーズを、効果の方向性と注意点も含めて解説します。
1)太陽礼拝:温めて巡らせる
太陽礼拝は、前屈・後屈・体幹の支持を繰り返す連続動作です。全身の筋肉と呼吸がつながりやすく、体温が上がって巡りが出やすくなります。 代謝目的では「速さ」よりも、背骨の伸びと呼吸の流れを優先すると安全です。
肩や手首がつらい方は、膝をついて軽減したり、プランクを短くしたりする方法もあります。 痛みが出る動作は避け、負担が強い日は回数を減らして続けてください。
2)椅子のポーズ:下半身と体幹を起こす
脚(大腿部・臀部)は体の中でも大きな筋群です。椅子のポーズは、この大きな筋肉に刺激を入れやすく、日常の「立つ・歩く」を支える力にもつながります。
ポイントは、腰を反らせ過ぎないことと、膝だけに負担を集めないことです。 かかとに体重を少し残し、下腹と背中を軽く引き上げ、呼吸を止めないように行います。
3)戦士のポーズI:安定と呼吸で全身を使う
戦士のポーズIは、下半身で床を押す力と、上半身の伸びを両立させるポーズです。 体幹が働き、胸が開くことで呼吸が深まりやすく、心身の活性化にもつながります。
骨盤が前に流れやすい方は、足幅を少し広くする、後ろ足の角度を調整するなど、安定を優先してください。 ぐらつきが減るほど、筋肉に狙いが入りやすくなります。
4)ボートのポーズ:体幹の持久力を育てる
体幹が弱いと、歩行や姿勢保持で余計な力みが増え、疲れやすくなります。 ボートのポーズは腹部を中心に、背中や骨盤の安定も関わるため、日常の姿勢にもつながります。
きつい場合は、膝を曲げて足先を床につけたまま行う、手を太ももに置くなど、段階を下げてください。 背中を丸め過ぎず、胸を軽く起こしながら、短い呼吸を積み重ねるイメージで続けます。
5)ねじり:呼吸と内側の巡りを整える
ツイストは、背骨まわりの可動性を高め、呼吸のスペースを作る助けになります。 胃腸が重いと感じるときや、座り姿勢で背中が固まりやすい方にも向きます。
大切なのは、勢いでひねらないことです。吐く息で長さを作り、吸う息で姿勢を起こし、少しずつ深めます。 腰に痛みがある場合は、軽いねじりにとどめてください。
まとめ:代謝は「続けられる設計」で上向きやすい
代謝を上げる近道は、強い我慢や一時的な頑張りよりも、日々の選択を少しずつ整えることです。 たんぱく質・食物繊維・水分で体の材料を揃え、睡眠とストレスケアで回復の質を上げ、そしてヨガで全身を動かしながら呼吸を深める。 この3方向が揃うと、体は「燃えやすい状態」に近づきやすくなります。
まずは「毎日やる」よりも、「週に数回でも続ける」ことを優先してください。 継続の手応えが出たら、回数や強度は自然に整えやすくなります。
今日の一歩(これだけでもOK)
- 食事に「たんぱく質を1品」足す
- 水分を“こまめに飲むタイミング”で固定する
- 太陽礼拝 or 椅子のポーズを短く1セット(呼吸を止めない)
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