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緊張型頭痛のセルフケア|姿勢・呼吸・首肩の緊張をピラティスで見直す

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執筆:JAHA協会

頭の重さ・締めつけ感が気になるときに|姿勢と首肩の緊張を見直す

「後頭部が重い」「頭全体が締めつけられるように感じる」「首や肩がこると頭までつらくなる」。こうした頭の重さには、長時間のデスクワークやスマートフォン、姿勢の崩れ、首・肩・顎まわりの緊張が関係している場合があります。

一方で、頭痛には緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛など複数のタイプがあります。すべてを姿勢や筋肉のこりだけで考えず、自分の頭痛の特徴を確認しながら、ピラティスや呼吸、首肩まわりのセルフケアを無理のない範囲で取り入れることが大切です。

姿勢を意識しながらピラティスを行う女性

まず確認したい、頭痛のタイプと首肩の緊張

ピラティスで考えやすいのは、筋緊張や姿勢が関わる頭の重さ

緊張型頭痛では、後頭部から首にかけて重く感じたり、頭全体が締めつけられるように感じたりすることがあります。長時間同じ姿勢を続けることや、首・肩まわりの筋肉がこわばることも、つらさを感じるきっかけになります。

片頭痛では、ズキズキと脈打つような痛みや、光・音がつらく感じることがあり、運動で症状が強くなる場合もあります。群発頭痛では目の奥を中心に強い痛みが出ることがあります。頭痛のタイプによって対応が異なるため、「頭痛なら運動すればよい」と一括りにしないことが大切です。

パソコンやスマートフォンを長時間見ることが多い
猫背になりやすく、頭が前へ出た姿勢が続きやすい
首・肩だけでなく、顎の食いしばりや緊張も感じる

ピラティスで姿勢と呼吸を見直す

首だけをほぐすのではなく、背骨と体幹から整える

ピラティスでは、首だけを直接動かすのではなく、体幹や背骨、肩甲骨の位置を意識しながら全身のつながりを整えていきます。頭の位置が前へ出た姿勢では首や肩に負担がかかりやすいため、胸郭や背骨を動かし、頭を支えやすい姿勢へ戻していくことがポイントです。

お腹の深い部分、背骨まわり、骨盤底筋、横隔膜などを意識して身体を支えることで、必要以上に首や肩へ力が集まるのを避けやすくなります。強く固めるのではなく、呼吸しながら身体を支える感覚を練習します。

背骨と体幹を意識したピラティスエクササイズ

呼吸を止めず、肩まわりの力みを減らす

ピラティスでは、肋骨の動きを感じながら呼吸を続けます。集中していると無意識に息を止め、肩や顎まで力んでしまうことがありますが、呼吸を止めずに動くことで、必要のない緊張に気づきやすくなります。

「正しい姿勢を作ろう」と頑張りすぎて身体を固めるのではなく、呼吸できる範囲で背骨や肩甲骨を動かし、首や肩が楽に支えられる位置を探していきます。

気圧変化が気になる日の首・肩・顎セルフケア

天候が崩れる日に緊張を感じる人もいる

元の記事では、悪天候や気圧低下が気になる日に、首・肩・顎まわりの緊張を強く感じるケースを取り上げています。天候だけを頭痛の原因と決めつけることはできませんが、「雨の日は肩がこわばりやすい」「顎に力が入りやすい」と感じる場合は、その日の身体の緊張を確認するきっかけにできます。

頭痛が出ているときに無理に運動するのではなく、まず姿勢を楽にし、呼吸や軽いセルフケアから始めます。

頭皮は強く押さず、やさしく動かす

指の腹を頭皮へ当て、前後左右から少しずつ位置を変えながら、頭皮そのものをやさしく動かすように触れます。強い圧を加えたり、痛みを我慢したりする必要はありません。

頭皮へ触れることで、自分がどこに力を入れているかに気づきやすくなります。頭痛が強いときや触れることで痛みが増すときは中止してください。

指の腹を使って頭皮をやさしくほぐすセルフケア

首・肩と顎の力みを一緒に確認する

首の付け根や肩まわりを強く押し込むのではなく、呼吸しながら肩をゆっくり回したり、首を小さく動かしたりして、こわばりを確認します。

顎に力が入っている場合は、上下の歯を離して口元を楽にし、顎を数ミリ程度の小さな範囲でやさしく動かします。痛みや違和感がある場合は無理に行いません。

運動中に頭痛が出るときは無理をしない

呼吸を止めず、強度を急に上げない

運動をきっかけに頭痛が出る場合もあります。ピラティス中は息を止めず、力みすぎないこと、いきなり強度を上げないことを意識します。ウォームアップを行い、水分補給もしながら、その日の体調に合わせて動きます。

「頭痛があるから姿勢を直さなければ」と無理に運動する必要はありません。症状が強い日は休み、身体を動かす場合も、痛みが増えない範囲から始めます。

受診を優先したいとき

突然の強い頭痛、普段と違う強い痛み、手足のしびれや力が入りにくい、ろれつが回りにくい、発熱を伴うなどの症状がある場合は、セルフケアや運動だけで様子を見ず、医療機関へ相談してください。頭痛が長く続く場合も、原因を自己判断せず専門家へ相談することが大切です。

無理のない範囲で身体を整えるピラティスの様子

日常では「同じ姿勢を続けない」ことから

セルフケアは、頭痛が出たときだけ行うより、日常の姿勢や身体の使い方を見直すきっかけとして取り入れるのが実践的です。デスクワークの合間に立つ、肩を回す、目線を遠くへ向けるなど、小さな動きをこまめに入れます。

ピラティスも一度にたくさん行う必要はありません。姿勢・呼吸・背骨の動きを少しずつ確認しながら、自分にとって首や肩が楽な身体の使い方を見つけていきます。

まとめ

頭の重さや締めつけ感には、姿勢、首・肩・顎の緊張、長時間の同一姿勢などが関係している場合があります。ピラティスでは、首だけをほぐすのではなく、体幹、背骨、肩甲骨、呼吸まで含めて身体全体の使い方を見直していきます。

気圧変化が気になる日には、頭皮や首肩、顎をやさしくゆるめるセルフケアも選択肢になります。ただし頭痛には複数のタイプがあるため、痛みが強いときや普段と違う症状があるときは無理をせず、必要に応じて医療機関へ相談してください。

 

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