骨盤・お腹・姿勢を整える!ピラティスで体型が変わるメカニズムとダイエット

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ピラティスがもたらす体型変化とは?

ピラティス写真1

ピラティスは、体の奥深くにあるインナーマッスル(深層筋)に働きかけることを特徴としたエクササイズです。この筋肉は日常生活では鍛えにくい部分ですが、ここを意識的に使うことで、姿勢が整い、骨格のバランスが改善されます。その結果、無理に体重を落とすのではなく、体型そのもののラインが美しく引き締まっていくのがピラティスの大きな魅力です。

1. ボディラインの変化

ウエストのくびれがはっきりする:ピラティスでは、特に腹横筋という体幹を包み込む深層の筋肉を鍛える動きが多く取り入れられています。腹横筋は「天然のコルセット」とも呼ばれ、ここが強化されることでぽっこりお腹が改善され、ウエストラインが内側に引き締まっていきます。ダイエットとは違い、体重の数値よりも「見た目の変化」が顕著に現れやすいのが特徴です。

ピラティス写真2

ヒップラインが引き上がる:骨盤まわりの筋肉を整えることで、お尻の位置が本来あるべきポジションに戻り、下がっていたヒップラインが引き上がります。さらに太ももとの境目がはっきりとし、脚全体が長く見える効果も期待できます。これは骨盤の傾きや左右のズレが修正されることにより実現されます。

肩や首まわりがすっきり見える:猫背や巻き肩を改善することで、背中全体が整い、首が長く、肩幅がコンパクトに見えるようになります。とくにスマートフォンやパソコン作業の多い現代人にとって、ピラティスによる背中と肩まわりの整えは見た目を大きく変える要素の一つです。

2. 代謝・体調の変化

ピラティス写真3

インナーマッスルの強化と基礎代謝アップ:ピラティスでは、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群、横隔膜といったインナーマッスルを呼吸と連動させながら鍛えていきます。これらの筋肉は姿勢を保つ役割を担っており、鍛えられることで自然と日常生活でもエネルギー消費量が高まります。つまり、運動していないときでも基礎代謝が上がる体質に近づいていきます。

むくみや冷え性の改善:筋肉を使うことで血液やリンパの流れがスムーズになり、滞っていた老廃物の排出が促されます。その結果、足や顔のむくみが改善され、冷え性などの慢性的な症状が和らぐことも多くあります。体の水分循環が整うと、肌の調子も整いやすくなり、美容効果も期待できます。

生理痛や内臓の不調の緩和:インナーマッスルの働きにより、骨盤周辺の筋肉バランスが整うと、子宮や膀胱の位置も安定し、月経時の不快感や痛みが軽減されることがあります。また、自律神経の働きも整ってくるため、胃腸の不調や慢性的な便秘が改善される例も少なくありません。

3. メンタル・コンディショニングの変化

呼吸による精神安定効果:ピラティスで採用されている胸式呼吸は、交感神経を穏やかに刺激することで、意識を集中させやすくし、精神のバランスを整える効果があります。呼吸と動作を一致させることによって、雑念が排除され、まさに「今ここ」に集中できる状態を作り出します。

ピラティス写真4

セロトニン分泌とリズム運動の効果:一定のリズムで身体を動かすことは、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促進します。これによって気分が前向きになりやすく、ストレスによる暴飲暴食の予防にもつながります。また、セロトニンは夜の眠りを導くメラトニンの前駆体でもあるため、日中にピラティスを行うことで睡眠の質の向上も期待できます。

4. ピラティスの効果を高めるポイント

正しいフォームと呼吸が重要:ピラティスは筋力トレーニングのように「重さ」を扱う運動ではなく、「質の高い動き」を重視します。そのため、回数や負荷よりも、「正確な動き」ができているかが重要です。正しいフォームと呼吸を身につけることで、狙った筋肉にきちんと負荷がかかり、より短期間で効果を実感できます。

プロの指導を受けるメリット:初心者のうちは、自己流で行ってもなかなかインナーマッスルを正しく使えず、効果が出にくいことがあります。スタジオやオンラインレッスンなどでインストラクターの指導を受けることで、自分では気づきにくいフォームのクセや呼吸の浅さを修正することができます。

習慣化の工夫と継続のコツ:ピラティスの効果を最大化するには、継続が重要です。理想は週2~3回以上ですが、まずは自分のペースで始めることが何より大切です。たとえば「週1回スタジオでレッスンを受け、他の日は自宅で5分間の簡単なエクササイズをする」といった組み合わせも効果的です。

5. 注意点と休息の重要性

ピラティスは穏やかに見える動きでも、慣れないうちは筋肉にしっかり刺激が加わっています。特にインナーマッスルは疲労を自覚しにくいため、無理をしがちです。筋肉を育てるためには「休息」が必要不可欠であり、筋肉痛があるときや体調が優れないときは思い切って休む勇気も必要です。

 

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