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0歳・1歳・2歳の発達目安|赤ちゃんの成長サインと年齢別の関わり方

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0歳・1歳・2歳の発達目安|成長サインと親子でできる遊び・関わり方

0歳から2歳は、首すわり、寝返り、おすわり、歩行、ことば、身の回りの動作へと、できることが大きく広がる時期です。ただし、発達の順序や速さには幅があります。月齢だけで合否を決めず、少し前と比べて増えた動きや、興味の向き方、親子のやり取りを見ていくことが大切です。

最初に確認

ここに示す年齢や月齢は、診断基準ではなく目安です。早産で生まれた場合は修正月齢を考慮することがあります。できない動作を繰り返し練習させるより、安全な床の上で自由に動ける時間をつくり、本人が始める動きを見守ります。

0歳から2歳までの発達を、比べすぎずに見守る

発達を見るときは、「できた月齢」だけに注目しないことがポイントです。体の左右を同じように使っているか、声や音に反応するか、興味のある物へ手を伸ばすか、大人とのやり取りが少しずつ増えているかも、日常の中で確認できます。

成長のサイン 90%以上ができると回答した時期 家庭での見守り方
首すわり 生後4~5か月未満 抱き上げるときは、安定するまで頭と首を支えます。
寝返り 生後6~7か月未満 転落や窒息を防ぐため、柔らかい寝具や小物を周囲に置きません。
ひとりすわり 生後9~10か月未満 支えなしで座る動きが出るまで、無理に座位を保たせません。
はいはい 生後10~11か月未満 床の小物、段差、家具の角を確認し、動ける範囲を安全に整えます。
つかまり立ち 生後11~12か月未満 倒れやすい家具を固定し、手の届く高さの危険物を移します。
ひとり歩き 1歳4~5か月未満 急がせず、安定した床面で本人が歩き出すタイミングを待ちます。

親子で赤ちゃんの成長を見守る様子

0歳|見る・触れる・動く経験が増える時期

首すわりとタミータイム

首すわりとは、支えがなくても首がぐらつかない状態です。安定するまでは、抱き上げるときも抱っこひもを使うときも、頭と首を確実に支えます。

起きていて機嫌がよく、大人がそばで見守れるときは、短い腹ばい遊び「タミータイム」を取り入れられます。最初は保護者の胸の上や、硬く平らな床で短時間から始めます。嫌がったら中止し、授乳直後は避けます。睡眠時のうつ伏せとは別の活動です。

安全のポイント

タミータイムは「起きている・大人が見ている・短時間」が基本です。眠るときはあお向けにし、顔の周りに枕、クッション、ぬいぐるみ、柔らかい寝具を置きません。

おすわりは、本人が始める動きを待つ

おすわりが安定すると視線が高くなり、両手を使った遊びも増えていきます。6~7か月で座る様子が見られる子もいますが、こども家庭庁の調査で「ひとりすわり」が90%以上となるのは生後9~10か月未満です。

クッションで長時間固定したり、倒れるまで座らせ続けたりする必要はありません。寝返り、腹ばい、手を伸ばす、体をひねるといった床遊びを重ねる中で、本人が座位へ移る動きを見守ります。

コップ飲みは、安全な器で少量から

離乳が進む時期は、水分をコップから飲む経験も少しずつ始められます。小さくて割れにくいコップに少量を入れ、初めは大人が傾きを支えます。むせたら止め、落ち着いてから再開します。

コップとストローのどちらを先に習得しなければならない、という公的な決まりは確認できません。本人の発達や家庭の状況に合わせます。ペットボトルのキャップは直径約4cmより小さく、誤飲の危険があるため練習用の器には使いません。

1歳|歩く・まねる・伝える力が広がる時期

1歳頃の子どもが遊ぶ様子

1歳頃は、つたい歩きやひとり歩きが始まり、行きたい場所へ自分から移動する機会が増えます。指先の動きも細かくなり、積み木を重ねる、容器へ物を入れる、ページをめくるといった遊びに興味を示します。

1歳頃に「バイバイなどの身振り」「簡単なことばの理解」「大人が指さした方向を見る」などが挙げられています。正解を求めるより、目線、身振り、声を使ったやり取りを何度も楽しみます。

手と目を一緒に使う:大きめの積み木、型はめ、ふたの開閉など、口に入らない大きさの物を選びます。
まねを楽しむ:手を振る、拍手する、音楽に合わせて揺れるなど、大人の動きをゆっくり見せます。
ことばを結びつける:「赤いボール」「靴をはこう」のように、見ている物や行動へ短いことばを添えます。

おさんぽは、歩く距離より安全と楽しさを優先

室内での歩行が安定してきたら、足に合う靴を選び、平らで安全な場所から外歩きを始めます。靴を履くと足裏の感覚が変わるため、最初は数歩で座り込んだり、抱っこを求めたりすることもあります。

芝生や公園では、歩く、しゃがむ、立ち上がる、葉や石を見るなど、全身と感覚を使う経験ができます。はいはいをさせる場所は、ガラス片、たばこの吸い殻、動物のふん、熱くなった地面がないか確認します。帰りに疲れたときは、抱っこひもやヒップシートを補助として使います。

2歳|自己主張・ことば・見立て遊びが育つ時期

2歳頃の子どもが体を動かす様子

2歳頃は、「自分で」「いや」と気持ちをはっきり示す場面が増えます。これは、意思が育ち、周囲との違いに気づき始めたサインの一つです。安全や時間に余裕がある場面では、二つの選択肢を示し、本人が選ぶ機会をつくります。

2歳頃、走る、スプーンを使う、積み木を積んだり見立てたりする、大人の身振りをまねる、2語文を話すことなどが挙げられています。すべてが同じ時期にそろうとは限りません。

おしゃべりは、ことば以外の表現も受け取る

2歳のことばには個人差があります。話す単語の数だけでなく、指さし、表情、身振り、視線、簡単な指示の理解も、コミュニケーションの一部です。

子どもが「ワンワン、きた」と話したら、「ワンワンが来たね」と少しだけ文を広げて返します。発音を細かく直すより、伝わった喜びを共有し、話した内容に応答します。聞こえ、目線、呼びかけへの反応も合わせて見ます。

着替えは、全部できることより「やってみたい」を支える

2歳頃は、ズボンを引き上げる、靴下を脱ぐ、腕を袖へ通すなど、着替えの一部を自分で試すことがあります。一人で最後まで着替えることを求める時期ではありません。

手が届く引き出しへ季節に合う服を2枚ほど用意し、「青と黄色、どちらにする?」と選べるようにします。前後が分かりやすい服、伸びる素材、持ちやすいウエストなら、自分で動かす部分が増えます。急ぐ日は大人が途中を手伝い、最後の一動作を任せる方法も使えます。

相談につなげたいサイン

一つの項目がまだできないだけで、発達の遅れとは判断できません。一方で、以前できていたことをしなくなった、体の片側だけを使う、音や呼びかけへの反応が気になる、目の動きや見え方が気になる、食べる・飲み込む動作に不安がある場合は、次の健診を待たず、小児科、自治体の保健師、こども家庭センターへ相談してください。1歳6か月児健康診査は、すべての市区町村で実施されています。

ベビーマッサージからリトルキッズヨガまで|0歳~2歳の親子時間

ふれあい遊びやヨガは、発達を早めるための訓練ではありません。親子で目を合わせ、表情や体の反応を確かめながら、心地よく過ごす時間として取り入れます。嫌がる、顔色が変わる、呼吸が乱れる、泣き続けるときは中止します。

ベビーマッサージ|触れる・見る・声をかける

親子でベビーマッサージを行う様子

ベビーマッサージは、保護者が手のひらで赤ちゃんの肌へやさしく触れる、親子のコミュニケーションです。声をかけ、目を合わせ、赤ちゃんの「続けてほしい」「少し休みたい」という反応を受け取りながら進めます。

睡眠、便秘、ガス、血液循環などへの効果には個人差があり、治療の代わりにはなりません。体調不良が続くときや症状が強いときは、マッサージで様子を見続けず、医療機関へ相談します。

ベビーマッサージで大切にしたい3つのこと

1
体の反応を見る:手足の温かさ、肌の色、呼吸、表情を見ながら、圧や時間を調整します。血流や成長への効果を目的に強く押す必要はありません。
2
お腹は特にやさしく:おへその周りをなでる場合も、痛がる、硬く張る、嘔吐する、便に血が混じるときは行いません。便秘やガスが続く場合は小児科へ相談します。
3
心地よさを共有する:落ち着いて受け入れる子もいれば、触れられることを好まない子もいます。赤ちゃんの反応を尊重し、短く終えても問題ありません。

ベビーマッサージの進め方

1
室温を整え、安定した床へタオルを敷きます。授乳直後、空腹時、眠いとき、発熱や体調不良があるときは避けます。
2
手を温め、「触ってもいい?」と声をかけます。足や腕など、赤ちゃんが受け入れやすい場所から始めます。
3
手のひら全体を使い、ゆっくりなでます。関節を引っ張る、強くもむ、可動域の端まで動かすことはしません。
4
顔をそむける、手足を突っ張る、泣く、あくびが増えるなどの変化が出たら休みます。終わったら肌の状態を確認し、衣服を着せます。
行わないタイミング

授乳直後、発熱や感染症があるとき、強く泣いているとき、空腹や眠気が強いとき、皮膚に傷や炎症があるときは行いません。治療中、手術後、早産や低出生体重で生まれた赤ちゃんは、事前に主治医へ確認します。

ベビーヨガ|赤ちゃんの反応に合わせたふれあい運動

親子でベビーヨガを楽しむ様子

ベビーヨガは、赤ちゃんを抱いたり、目を合わせたり、歌に合わせて体へ触れたりする、親子のふれあい運動です。赤ちゃんに完成形のポーズを取らせるものではありません。

自由な床遊びやタミータイムと組み合わせ、首すわりや寝返りなど、その時点の発達に合う小さな動きを選びます。柔軟性、体幹、将来の運動能力を高めると断定せず、心地よい反応が見られる範囲で行います。

ベビーヨガで得られる3つの経験

1
体を動かす経験:腹ばい、手を伸ばす、左右を見るなど、月齢に合う自発的な動きを邪魔せずに見守ります。
2
親子で応答する経験:目線、声、笑顔、手足の動きに保護者が応え、赤ちゃんの発信を受け取ります。
3
音とリズムを楽しむ経験:同じ歌やテンポを繰り返し、揺れや声の変化を親子で楽しみます。音楽的能力の向上を目的にする必要はありません。

舟に見立てた、ゆらし遊び

元原稿の「舟のポーズ」は、赤ちゃんを大きく揺らしたり、空中で不安定に支えたりせず、保護者の体へ密着させた小さなゆらし遊びとして行います。

1
保護者は床へ座り、両足を安定させます。赤ちゃんの頭と首を発達に合わせて支え、胸元へ近づけて抱きます。
2
保護者の背中を長く保ち、体全体を数センチ前後へゆっくり動かします。反動は使いません。
3
赤ちゃんの表情、呼吸、手足の緊張を見ます。顔をそむける、泣く、体を反らすときはすぐに止めます。
避けたい動き

首や手足を強く引く、関節を反らす、逆さにする、高く持ち上げる、急に揺らす動きは行いません。高い台やソファの上ではなく、転落の心配がない床で行います。

リトルキッズヨガ|2歳前後の動きと遊びをつなげる

親子でリトルキッズヨガに取り組む様子

2歳前後のリトルキッズヨガは、静止したポーズを正確に保つ時間ではありません。動物になりきる、木のように伸びる、親子で同じ動きをまねるなど、短い遊びをつなげます。

1~2歳の子どもに、1日を通して合計180分以上、さまざまな強さの身体活動を行うことを勧めています。ヨガだけで満たそうとせず、歩く、走る、登る、しゃがむ、自由に遊ぶ時間の一部として取り入れます。

リトルキッズヨガで大切にしたい3つのこと

1
体のバランスを試す:両足で立つ、片足を少し浮かす、四つ這いで進むなど、転んでも安全な場所で全身を使います。
2
止まる時間を短く入れる:動いた後に一度止まり、息を「ふー」と吐きます。長い集中や静止は求めません。
3
自己表現を受け止める:好きな動物やポーズを選び、本人なりの動きを認めます。見本と同じ形でなくても直しすぎません。

親子で楽しむ3つの動き

木のポーズ

両足で立ち、両手を上へ伸ばします。片足立ちが難しい場合は、つま先を床につけたまま木になりきります。

猫のポーズ

四つ這いになり、「にゃー」と声を出しながら背中を丸めたり戻したりします。首を強く反らしません。

ろうそくの呼吸

指をろうそくに見立て、口から「ふー」と短く息を吐きます。息止めや長い呼吸を指示しません。

まとめ|小さな変化を、親子のペースで積み重ねる

0歳から2歳までの成長は、首すわりや歩行のように目に見える変化だけではありません。手を伸ばす、目線を合わせる、まねをする、身振りで伝える、自分で選ぶといった毎日の行動も大切なサインです。

ベビーマッサージ、ベビーヨガ、リトルキッズヨガは、発達を急がせるためではなく、親子で反応を確かめ合う時間として活用できます。できた形より、本人が心地よく動けたか、気持ちを表せたかを見ます。心配があるときは抱え込まず、母子健康手帳へ記録し、乳幼児健診、小児科、自治体の相談窓口へつなげてください。

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