ヨガの基本ポーズをサンスクリットで学ぶ:心と体の調和

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SANSKRIT ASANA NAME GUIDE
ヨガ実践者必見!サンスクリットでポーズ名を覚えるコツ
サンスクリットでポーズ名をマスターする:ヨガ初心者ガイド
「名前が覚えられると、練習の理解が一段深まる」
ヨガポーズ

ヨガの実践を始めると、初心者の方は多くの新しいポーズ名に直面します。 これらの名前はサンスクリット語・英語・日本語で表現されることがあり、 最初はその多様性が混乱を招くかもしれません。

しかし、ポーズの背景にある意味やイメージを理解すると、 名前はぐっと覚えやすくなります。

POINT 01
言語の多様性を橋渡しする

例えば「ダウンドッグ」というポーズは、英語で Downward-Facing Dog、 サンスクリット語で アドムカシュヴァナーサナ と呼ばれ、それぞれ異なる言語で同じポーズを示しています。

このように、ポーズ名はその形状や動作から派生していることが多く、 名前自体が姿勢のヒントになります。

POINT 02
ポーズの起源と意味の探求

多くのヨガポーズは、動物・自然の要素・神話や歴史上の人物などから インスピレーションを得て名付けられています。

その背景を知ると、形と名前が結びつきやすくなり、 実践の理解も深まります。

POINT 03
記憶術:トライアングルメソッド

ヨガポーズ名を効率よく覚えるには、
ビジュアル(視覚)オーディオ(音)キネステティック(体験) の3つを組み合わせる方法が有効です。

このアプローチにより、名前だけでなく 形・感覚・呼吸のリズムまで 記憶に定着しやすくなります。

POINT 04
個々のペースで学ぶ

ポーズ名を学ぶプロセスは、ヨガの実践そのものと同じく 自分のペースで進めることが大切です。

伝承では約840万のアーサナがある とされることもありますが、実際のクラスで使われるのはその一部です。
まずは基本ポーズのサンスクリット名と意味から、無理なく親しんでいきましょう。

BASIC ASANA NAMES
ヨガポーズ名マスターへの道:サンスクリットで理解する基本ポーズ

ヨガにおいてサンスクリット名を学ぶことは、単なる暗記ではありません。 形・作用・イメージを言葉から読み取り、 実践をより安全で深いものにしていくための大切な手がかりになります。

ここでは、日常のクラスや太陽礼拝で特に登場頻度の高い基本ポーズを中心に、 名前の構造と意味を整理して紹介します。

BASIC 01
ダウンドッグ(アドムカシュヴァナーサナ)
ダウンドッグ

「下向きの犬のポーズ」として親しまれるダウンドッグは、全身を大きく伸ばし、 肩・背骨・脚のラインを整える基本姿勢のひとつです。

サンスクリット名は、
Adho(下向き)Mukha(顔)Svana(犬)Asana(ポーズ) の組み合わせ。
言葉の分解だけで姿勢のイメージが立ち上がる代表例です。

BASIC 02
立位の前屈(ウッタナーサナ)
ウッタナーサナ

腰から脚の裏側にかけて深い伸びをもたらし、呼吸とともに心身を鎮める前屈です。

Uttana(深く伸ばす)Asana(ポーズ) という構造で、「深い伸びのポーズ」という意味を持ちます。

BASIC 03
ハーフリフト(アルダウッタナーサナ)
アルダウッタナーサナ

上体を引き上げて背骨を長く保つ姿勢で、前屈と次の動作をつなぐ重要な中継点です。

Ardha(半分)Uttanasana(深く伸ばすポーズ) から成り、「半分伸ばすポーズ」を意味します。

BASIC 04
猫のポーズ(マールジャーラーサナ)
猫のポーズ (マールジャーラーサナ)

背中を丸めたり反らしたりする動きで、背骨の可動性を高め、呼吸の通り道を整えます。 ウォームアップやクールダウンに頻繁に用いられます。

Marjar(猫)Asana(ポーズ) というシンプルな構造で、イメージと直結しやすい名称です。

サンスクリットでヨガポーズを深く理解する
太陽礼拝の流れで登場する主要ポーズは、サンスクリット名の構造が明快で 学びの軸にしやすい範囲です。 ここでは順序を整理し、4つをわかりやすく並べ直しました。
SURYA 01
山のポーズ(タダーサナ)
山のポーズ(タダーサナ)

タダーサナは、安定と平静を象徴する立位の基本姿勢です。 他の動きへ向かう「基準点」としても重要です。

Tada(山)Asana(ポーズ) で「山のポーズ」という意味を持ち、堂々とした安定感を表します。

SURYA 02
上向きの礼拝のポーズ(ウルドゥバハスターサナ)
上向きの礼拝のポーズ(ウルドゥバハスターサナ)

タダーサナから両腕を伸ばし、体側と胸を大きく広げる姿勢です。 呼吸とともに上方向への伸びを感じやすく、気持ちを前向きに整えます。

Urdhva(上向き)Hasta(手)Asana(ポーズ) の組み合わせです。

SURYA 03
四肢で支える杖のポーズ(チャトランガダンダーサナ)
四肢で支える杖のポーズ(チャトランガダンダーサナ)

体幹・肩周り・腕の安定性を育てる、太陽礼拝の中でも挑戦的なポーズです。 身体の一直線と呼吸のコントロールが鍵になります。

Chatur(四)Anga(肢)Danda(杖)Asana(ポーズ) から成る名称です。

SURYA 04
アップドッグ(ウルドゥバムカシュヴァナーサナ)
アップドッグ(ウルドゥバムカシュヴァナーサナ)

背中と胸を大きく開き、前向きのエネルギーを感じやすい後屈です。 肩の位置と脚の使い方を丁寧に整えることで、より安全に実践できます。

Urdhva(上向き)Mukha(顔)Svana(犬)Asana(ポーズ) で「上向きの犬のポーズ」を意味します。

まとめ

サンスクリットでのポーズ名を学ぶことは、単に呼び方を覚える作業ではなく、 ヨガの伝統や思想への理解を深める道でもあります。

名前の構造を分解し、形とつなげ、身体で体験する―― この流れを丁寧に繰り返すことで、記憶は自然に強くなります。

基本ポーズから少しずつ語彙を増やし、 ヨガの練習がより豊かで確かなものになる感覚を楽しんでみてください。

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