キーワード検索

子どもの自信とやる気を育てる関わり方|褒め方・叱り方とモチベーションの見方

Share: Facebook X(旧Twitter) LINE はてなブックマーク

執筆:JAHA協会

子どもの自信とやる気を育てる|褒め方・叱り方と大人の関わり方

「できない」「やりたくない」「失敗したらどうしよう」。子どもがそんな言葉を口にすると、大人はつい「もっと自信を持って」「やればできるよ」と励ましたくなります。

けれど、子どもの自信ややる気は、励ましの言葉だけで急に生まれるものではありません。普段の褒め方や叱り方、失敗したときの受け止め方、子どもが今どんな気持ちでいるのかを見ようとする姿勢の積み重ねが大切です。

子どもに寄り添いながら会話する親子のイメージ

子どもにとって大切な「自信」とは?

経験から生まれる自信と、存在そのものへの安心感

子どもの自信には、努力や経験を積み重ねたことで「これならできそう」と思える自信があります。練習を続けてできるようになったこと、難しい問題に取り組めたことなどが、その土台になります。

もう一つ大切なのが、結果に関係なく「自分は大丈夫」「自分は受け入れてもらえている」と感じられる安心感です。うまくいかなかったときにも、自分の存在まで否定されたように感じず、もう一度やってみようと思える心の支えになります。

大切にしたい視点

「何ができたか」だけでなく、「やってみようとしたこと」「工夫したこと」「途中まででも続けたこと」を見てもらえた経験が、子どもの自信につながります。

「やる気がない」に見えるときの3つの視点

子どもが動かないとき、大人には「やる気がない」「怠けている」と見えることがあります。けれど、実際には心の余裕が少なかったり、意味が分からなかったり、失敗を怖がっていたりすることがあります。

1.心の余裕が少ないとき

遊びたい気持ち、眠さ、友達のこと、家庭での出来事など、子どもの中にはさまざまな刺激があります。大人には「今やればいいのに」と見えても、子どもの心の中ではすでにいっぱいになっていることがあります。

2.ゴールや意味が見えないとき

「片づけなさい」「宿題をしなさい」と言われても、子どもには「なぜ今それをするのか」がつながっていないことがあります。作業だけを求められると気持ちが動きにくいため、目的を短く分かりやすく伝えることが助けになります。

3.失敗への不安が強いとき

「できなかったら恥ずかしい」「怒られるかもしれない」という不安が強いと、挑戦する前に動けなくなることがあります。本当はやってみたい気持ちがあっても、失敗への怖さが大きいと、一歩を踏み出しにくくなります。

見えている姿
大人が考えたいこと
動かない
疲れ・眠気・不安などで心に余裕がない可能性
途中でやめる
ゴールや意味が見えず、気持ちが続いていない可能性
挑戦を避ける
失敗や叱られることへの不安が強い可能性

子どもの様子を見守る大人のイメージ

子どもが自信をなくしやすい関わり方

結果だけを見る・比較する・決めつける

頑張った過程を見てもらえず、結果だけで評価されると、子どもは「うまくできないならやらない方がいい」と感じやすくなります。また、兄弟や友達と比べられることも、自分への自信を失うきっかけになります。

「あなたはいつもこう」「どうせできない」と決めつける言葉や、人格そのものを否定するような叱り方も避けたい関わりです。注意するときは、子ども自身ではなく、その場の行動に焦点を当てます。

「100点だったから偉い」と結果だけで評価する
「友達はできているのに」と比較する
「何をやってもダメ」と人格まで否定する

子どもの挑戦を見守り応援する親子のイメージ

自信を育てる褒め方・叱り方

褒めるときは「結果」より「過程」を見る

「最後までやったね」「難しいところを工夫したね」と、子どもが取り組んだ過程を具体的に伝えると、自分の行動を振り返りやすくなります。

また、「どうやって考えたの?」「どこが難しかった?」と気持ちや考えを聞くことで、評価するだけではない会話につながります。

叱るときは、気持ちを受け止めて行動を伝える

子どもが嫌だった気持ちや悔しさを持っているときは、まず「嫌だったんだね」「悔しかったね」と気持ちを受け止めます。そのうえで、「次はこうしてみよう」と行動について伝えます。

注意が必要な場面でも、「あなたはダメ」ではなく、「この行動は危ないからやめよう」と分けて伝えることが大切です。

場面
声かけの例
宿題を頑張った
「最後までやったね」「難しい問題も考えたね」
間違えた
「間違えても大丈夫。次はどうしてみる?」
挑戦前に不安
「一緒にやってみよう」「まず少しだけやってみよう」

大人ができる5つの関わり方

子どもの自信とやる気を育てるために、特別なことを毎日行う必要はありません。日常の中で、次のような関わりを少しずつ積み重ねていきます。

1
存在そのものを認める言葉を伝える
2
間違いや失敗を成長の一部として受け止める
3
すぐ答えを教えず、考えるためのヒントを出す
4
できそうなことから小さく挑戦できる環境を作る
5
大人自身も挑戦する姿を見せる

子どもの小さな挑戦を一緒に喜ぶ親子のイメージ

まとめ

子どもの自信ややる気は、結果だけを褒めたり、外から無理に引き出したりするものではありません。安心して失敗できること、努力や工夫を見てもらえること、自分の気持ちを聞いてもらえることが、挑戦する力を支えます。

「やる気がない」と見えるときも、心の余裕、目的の分かりやすさ、失敗への不安という視点から見直すと、必要な関わり方が変わることがあります。子どもを急がせるよりも、その子が今どこで立ち止まっているのかを一緒に見つけることから始めてみましょう。

 

からだコラム|あわせて読みたい
妊娠初期の基礎知識|体の変化と症状、食生活、運動、ストレス…
妊娠初期の基礎知識|体の変化と症状、食生活、運動、ストレス…
詳細を見る >>
更年期の体重増加を防ぐには|無理なく続けるダイエットとヨガ…
更年期の体重増加を防ぐには|無理なく続けるダイエットとヨガ…
詳細を見る >>
ヨガでダイエット効果は期待できる?代謝・筋力・食欲コントロ…
ヨガでダイエット効果は期待できる?代謝・筋力・食欲コントロ…
詳細を見る >>
この記事を読んだ方へ|次におすすめ
気になるところから、ひとつだけでも大丈夫です。
からだコラムblog
不調ケアの読みもの。気になるテーマから選べます。
新着レッスン一覧
今参加できるレッスンを探す(オンライン/対面)。
資格講座一覧
学びたい方向け。講座の全体像をまとめて確認できます。
JAHAヨガ公式サイトTOP
全体メニューを見たい方はこちら。
ひとつ読んで終わりではなく、「今の自分に合うケア」を少しずつ増やしていくと整いやすくなります。
 
Share: Facebook X(旧Twitter) LINE はてなブックマーク

関連記事



キーワード検索

インストラクター
資格講座

日本ハッピーライフ協会(JAHA)は、
ママになっても「学びたい」
「自分やお子様の為に何かしたい」
「資格を取得して開業目指したい」
という輝くママを応援します。

通学講座

通信講座

1DAY講座

新着ブログ 資格講座一覧